株式会社AiCANは、創立6周年を迎えました
株式会社AiCANは、2026年3月3日をもって、創立6周年を迎えることができました。6周年の節目にあたり、代表取締役より皆様への感謝と今後の展望をお伝えいたします。

創立6周年を迎えて ― 専門職の力を、未来へ広げるために ―
株式会社AiCANは、2026年3月3日をもちまして創立6周年を迎えました。日頃よりご支援いただいている自治体の皆様、パートナー企業や関係者の皆様、そして子どもたちの安全を守る最前線で奮闘されている職員の皆様に、心より御礼申し上げます。
創業以来、私たちは一貫して「現場を支える」というテーマに向き合ってきました。現在、20自治体に近い自治体様にご導入いただき、社員も30名を超える組織へと成長いたしました。しかし、私たちはまだ道半ばです。SaaSとしても、組織としても、進化の途上にあります。
現場の皆様からは日々、お仕事上の切実なお困りごとをお聞かせいただいています。その一つひとつに向き合い、改善を重ねる中で「助かった」「使いやすくなった」と喜んでいただける瞬間もあれば、ご指摘をいただくこともあります。私たちはそのすべてを真摯に受け止め、サービスと組織の両面で成長を重ねています。うまくいった取り組みはさらに伸ばし、うまくいかなかった経験からも学び続ける。その積み重ねこそが、私たちの進化の原動力です。
私たちが目指しているのは、単なる業務効率化ツールではありません。
AiCANは「支援者を支援する」ためのサービスです。
児童相談に関わる専門職の皆様が、日々の臨床実践から学び、そこで得られた気づきを次のケース対応へと活かし、さらに成長していく。その循環こそが専門職としての倫理であり、現場の力の源泉です。専門職は常に学び続け、自らの実践を振り返り、より良い支援へと昇華させていく存在です。属人的な経験で終わらせるのではなく、組織として学びを共有し、組織として専門性を高め続けられるチームと基盤を支えること。それが私たちの使命です。
その実現のために、AIやICTを活用したSaaSを提供すると同時に、現場では時間を割くことが難しい業務フローの見直し(BPR)や、アプリケーションやAIによる業務の省力化にも取り組んできました。専門職お一人おひとりの学びや気づきをチームの力へとまとめ、現場全体の進化につなげていく。その背後で支える存在でありたいと考えています。
私自身、かつて現場で働いていた頃、面談が深夜まで及び、心身ともに疲れ切って自席に戻ったことがありました。その机の上に、同僚が「お疲れ様。あのときのご家族への一言、とてもケース対応で大事だったと思うよ」と書いたポストイットとともに、小さなチョコレートが置かれていました。
あの言葉は、単なる労いではありませんでした。実践の中での気づきを認め合い、専門職としての判断をそっと後押ししてくれるものでした。優しく、しかし確かに背中を押してくれる、やわらかで、しなやかな専門職のチーム。その支え合いと学び合いの力こそが、子どもを守る現場の本質だと、今も思っています。
AiCANが目指しているのは、まさにそのような現場の皆様を支える存在であることです。
うまくいった取り組みはさらに伸ばし、うまくいかなかった経験からも学び続ける。お客様とともに、地道に、誠実に、丁寧にサービスとプロダクトの改善を重ねていく。それがAiCANのあり方です。
6周年は完成の証ではありません。
現場の皆様とともに成長し続ける決意を新たにする節目です。
専門職の力を、伸ばし、広げ、より多くの子どもたちへ届けていただくために。
私たちはこれからも、現場の皆様の隣で進化を続けてまいります。

株式会社AiCAN 代表取締役 髙岡昂太
2025年6月13日(金)、AiCANサービスを導入されている自治体職員の皆様を対象に、「AiCANサービス情報交換会(心理職向け)」を開催いたしました。現地、オンライン含め約30名の職員の皆様にご参加いただきました。
「心理職におけるAiCANの活用方法をもっと知りたい」というご要望をいただき、本情報交換会を開催しました。
本情報交換会では、AiCANサービスを個人でどのように活用されているか、チームでの活用方法、さらには今後の理想的な使い方などをテーマに、各自治体の職員の皆様同士で情報を交換していただきました。加えて、弊社からは心理職の職員の皆様が本サービスを活用いただけそうな場面についてご説明しました。
また、情報交換会終了後には、ご参加いただいた職員の皆様を対象にアンケートを実施しました。その中から一部抜粋して以下にご紹介いたします。
「特に参考になった内容や印象に残った点」として、以下のようなご意見が寄せられました。
- 心理職が実際に使っている様子を聞けた
- 心理教育資料の持ち運びが便利だと思いました
- 写真機能がさまざまな場面で活用されているところ
- 他自治体の使用方法、課題等を共有することができ、非常に参考になった
- 他自治体におけるAiCANの利用率向上に向けた工夫を知ることができた
さらに、「心理職のAiCANサービス活用について、他自治体の活用事例は参考になりましたか?」という設問に対し、「とても参考になった」「一部参考になった」とご回答いただいた職員の方は、全体の約92%にのぼりました。1
今回の情報交換会で得られた学びや気づきを、今後の実務にお役立ていただければ幸いです。
私たちも皆様のご意見を参考にしながら、よりよいサービス提供を目指してまいります。
- 全参加者約30名のうち、アンケートにご回答いただいた方24名を対象とした割合です ↩︎