創業メンバーとともに歩んだ日々から、チームで前へ。積み上げてきた5年間とこれからを語る【CSリーダー インタビュー】

創業メンバーとともに歩んだ日々から、チームで前へ。積み上げてきた5年間とこれからを語る【CSリーダー インタビュー】

AiCAN創業前から関わり、今はカスタマーサクセス(以下CS)チームのリーダーとして複数自治体の担当をしながらチームを支える成島さん。会社の歴史とともに歩んできたキャリアと、チームで大切にしていることを伺いました。
(インタビュー:営業CS部 小山・経営推進部 新井 文:小山)
※本記事は、採用サイトからの転載記事です。

成島絹登 / Kento Narushima 営業CS部 CSリーダー
大学・大学院で心理学を専攻し、卒業後は児童発達支援・放課後等デイサービスの現場で約5年間、心理職として直接支援に従事。AiCANの前身にあたるプロジェクトに関わり始め、2021年4月に正式入社。創業メンバーとともに、最初の担当自治体の立ち上げを支えた時期を経て、現在はCSチームのリーダーとして複数の自治体を担当している。
趣味は麻雀とお酒。


心理学の道から、療育の現場へ

まず、これまでのご経歴を教えてください。

成島:もともと大学・大学院では心理学、特に障害児心理学を専攻していました。心理学を志したのは、スクールカウンセラーになりたいと思っていたことがきっかけです。

スクールカウンセラーを目指すにあたり、子どもとの関わりは重要だろうと考えて塾講師のアルバイトをしていました。その指導の中で学習面でつまずいているお子さんと関わる機会がありました。そのお子さんがきっかけで「障がい児心理学」に興味を持ち、さらに大学院進学後に「早期の支援の重要性」、そして「療育」に関心を持ちました

大学院修了後は、児童発達支援・放課後等デイサービスの施設で働きました。2歳から高校生まで幅広い年齢のお子さんを対象に、個別療育や集団療育を担当していましたね。

現場時代はどのような業務をされていたのでしょうか。

成島:主に個別療育を担当していたので、そのお子さんの特性や発達段階に応じた課題設定と療育の実施、その後の保護者へのフィードバックをメインで行っておりました。こちらが適切な方法で関わりを持つことでお子さんの成長を目の当たりにできるのは嬉しかったですし、難しいことももちろんありましたが、子どもと話すこと自体が好きだったので楽しかったです。

療育以外では、社内での研修の企画や後輩の育成、そして利用者様のご縁があり、幼稚園での保護者向けの講演会なども担当していました。

基本的には施設に通ってきてくれるお子さん・保護者の方への支援が中心でしたが、待っているだけではどうしても来られないご家庭も多いんですよね。なので、講演会などを通じて、ご自身からは動きにくいご家庭にもこちらから働きかけていく、いわゆるアウトリーチ的な取り組みも行っていました。

友人の紹介から始まった、髙岡さんとの出会い

AiCANに入社するまでのいきさつを教えてください。

成島:大学院の同期が、AiCAN代表の髙岡さんの産総研時代のチームで働いていて、その同期から「髙岡さんというすごい人がいる」という話をよく聞いていました。同期自身も研究にどっぷり打ち込むタイプだったんですが、その同期いわく、髙岡さんはそれの何倍も働いているとよく聞いていて、そこまで言わせる人ってどんな人なんだろう、とずっと気になっていたんです。

その縁で2018年の秋頃、髙岡さんのプロジェクトが主催していた虐待のロジックモデルを考える企画に、何回か参加したのが最初です。そこで初めて髙岡さんや役員メンバーと顔を合わせました。

正直なところ、「児童虐待」というテーマそのものに強い問題意識があって飛び込んだわけではなかったですが、「児童虐待のない社会のために何ができるのか」を考えるような企画を通して、メンバーの人柄にも触れる中で、最終回の頃には自分も何かしらこのプロジェクトに関わってみたいと思うようになっていました。

そこから前職の許可をもらい、2019年から産総研のチームに協力員という形で参加をしました。最初は福祉分野のDXに関する動向の調査を行いつつ、各種報告書のチェックなどを行なっておりました。

2019年ASACの最終ピッチで、Amazon AWS賞を授賞したとき(髙岡さん、先光さんと)

そこから、どのように入社に至ったのでしょうか。

成島:2020年3月3日にAiCANが設立されたことをきっかけに、今度はAiCANのお手伝いをしてほしいと言われ、そこからAiCAN側のお手伝いをするようになりました。

そのお手伝いをする中で、AiCANの社員になってほしいと言っていただきました。「仕事終わりに話したいことがある」と言われた時点でお声がけいただけると思っておりましたが、二つ返事でAiCANに入りたいと伝えたことを鮮明に覚えております。

前職も子ども・保護者さんと直接やりとりをし成長を感じられるという点ですごくやりがいがありましたが、今後を考えたときにもっとAiCANに関わっていきたいと思ったため、2021年4月に正式入社をしました。当時はまだ会社もサービスもできたばかりで、自治体対応含めてすべて手探りでしたね。

2021年12月KSPオフィスに引っ越してきた初日の様子。1部屋から始まり、今は4部屋にフロアが拡張しました。

創業メンバーと、チームの土台をつくった黎明期

入社当初は、どのような業務をされていたのでしょうか。

成島:最初にAiCANを導入いただいた自治体様の対応を、創業メンバーと一緒に進めていきました。入社当日は、訪問先のターミナル駅にあるたこ焼き屋さんで入社式をしたことを覚えています(笑)

定例会議のやり方から、マニュアルの整備、自治体側で設置をしたワーキンググループの補助など、今考えると会社の土台になっているものの多くを、この時期にみんなで手探りでやっていました。今は1人のCSが複数自治体を担当していますが、当時は1自治体を担当するだけで本当に大変でしたね。

ちょうどコロナ禍と重なる時期だったと思いますが、影響はありましたか。

成島:ありましたね。コロナの影響で、しばらくの間は自治体への訪問が難しい時期が続いていました。その後、状況が落ち着いてきたタイミングで訪問が再開できるようになって、ようやく現場のワーキンググループなども対面でできるようになりました。

制約が多い中でも、オンラインでできることを探りながら、自治体様との関係を止めないようにしていた時期だったと思います。

その後、少しずつチームができていったのですね。

成島:はい。2022年以降、少しずつメンバーが加わり、2023年・2024年にも人数が一気に増えました。それまで総動員でとにかく前に進めていたところから、少しずつ「業務」として型になっていった感覚があります。新しく入社するメンバーも、子どもに関連するさまざまな領域で勤務経験がある人が多く、とても頼もしく感じていました。

さらにメンバーが増えつつ、昨年(2025年)は営業CS部として最初のリーダー体制ができて、そこからようやく「チームらしくなってきた」という実感があります

CSリーダーとして大切にしていること

リーダーとして、意識していることはありますか。

成島どちらかというと、心理的安全性というか、メンバーの話をちゃんと聞くことを大事にしています。もう一人のCSリーダーがぐいぐい物事を進めてくれるタイプなので、そことの住み分けを意識していますね。

あと、今も複数の自治体・エリアを担当していて、リーダー業務と並行してフロントにも立ち続けています。メンバーとは定期的に1on1をしながら、状況に合わせて動くようにしています。

もともと療育の現場では、子どもたちへの「直接支援」をずっとやってきました。それが各自治体の児童相談現場を支えている方々を支える、いわば「間接支援」、さらにCSメンバーを支える「間接間接支援」のような立場になったんだなと思うことがありますね。

会社が大きくなる中で、雰囲気の変化などはありますか。

成島「子どもの安全のため」というところについて、当初から本当に誰も何も変わらないですね。そこがAiCANの良さであり、自分がやりがいを持って仕事を続けている理由だと思っています。

採用面接のときも、「子どもを取り巻くさまざまな課題への解決に思いがあるか」については必ず確認するようにしていますね。これから入社される方も、人によって得意なことは違うと思いますが、そこが軸としてある限り、やりがいにつながるんじゃないかなと思ったりもします。

また、入社当時はイメージができていませんでしたが、ここまで事業として導入自治体が着実に増えていることがとてもうれしく、この段階にまで会社を成長させている取締役陣は率直にすごいなと思っています。

一方で、会社全体の人数が増えてきたことで、他部署、特にR&D部(プロダクト開発)との連携方法を工夫する重要性も増しました。CSとして自治体様から直接いただいたご要望を、社内でどう連携して、どうプロダクトに反映させていくか、というのはどこの会社でも同じだとは思いますが、最近特に意識しているところです。

今後、どんなことに取り組んでいきたいですか。

成島自治体様と向き合ってCSとしてやるべきこと自体は、実は当時も今もそんなに変わっていないんですよね。社内でも、ある自治体対応でうまくいったやり方があれば、他のメンバーにも横展開する、というのはずっと変わらずやっていることです。

CSメンバーそれぞれが本当に優秀なので、私が全部を引っ張るというよりは、メンバー同士を横につなげていくことを意識したいですね。リーダーとしてもさらにチーム全体のコンディションを見る比重を増やしていきたいと思っています。

打つのも観るのも大好きな麻雀。応援しているMリーグのチームは発足時からの大ファンだとか。

これから、そしてAiCANに関心がある方へ

どんな人と一緒に働きたいですか。

成島子どもに対する思いがあって、課題を解決したいと思える人であれば、ウェルカムですね!また、AiCANはスタートアップなので、自分で考えて動くことを楽しめる人も向いているとは思います。あとは、たまに一緒にお酒を楽しんだり、Mリーグ(麻雀プロリーグ)の話なんかもできたら最高です(笑)

藤原さん(営業CS部マネージャー)より
成島さんの、大きな変化や緊急事態の中でも周囲を波立てず、解決策の話に導く冷静さや、調子が悪そうな人にすぐ気づいてフォローができるところをとても尊敬しています。
ご自身でもお話しされている通り、メンバーは困ったことや失敗したことがあっても、成島さんにすぐに相談できるはずです。これからも頼りにしています!

ありがとうございました!創業前夜からAiCANの歴史を見てきた成島さん。今までの歩みとチームへの深い愛着が伝わってくるインタビューでした。


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