現場から、民間、そして研究へ。児童福祉と向き合うキャリアの現在地。【営業CSメンバー インタビュー】

現場に長く携わり、2023年にAiCANへ。現在はカスタマーサクセス(以下CS)をしながら、研究にも取り組む高木さん。現場と研究を行き来するキャリアと、これから実現したいことを伺いました。
(インタビュー:営業CS部/経営推進部 小山・新井 文:小山)
※本記事は、採用サイトからの転載記事です。

高木伸也 / Shinya Takagi 営業CS部カスタマーサクセス兼調査研究職
大学院卒業後に法務技官として少年鑑別所で勤務、その後児童相談所での勤務などを経て2023年4月にAiCANに入社。現場での経験を活かして、専門的なアセスメントの研修などを中心にカスタマーサクセスとして活用支援を行っている。
趣味は哲学カフェや読書会で人と話すこと。


心理職として、現場を渡り歩いたキャリア

まずは、これまでのご経歴を教えてください。

高木:もともと大学・大学院では臨床心理学を専攻し、卒業後は法務省の法務技官という仕事に就きました。そこでは少年鑑別所で収容された少年たちの面接や心理検査を通して、アセスメントを行う仕事をしていました。

その後、中国地方の自治体で児童相談所に心理職として入職しました。最初の1年は一時保護所、その後3年は児童相談所で勤務し、合計4年ほど現場にいました。

現場のご経験は、今にもつながっているのでしょうか。

高木:当時、少年鑑別所で子どもたちの記録を見ていると、多くのケースで、その背景に虐待の経験があることに気づいたんです。「これは根本的に大事な部分なんだろうな」と感じていました。
それで児童虐待の問題に強く関心を持つようになりました。

児童相談所での勤務経験は、その時に関わっていた子どもやその家族の方たち、関係者の皆さんに恥ずかしくない仕事をしたいと思わせてくれていますね。

代表との出会い、そしてAiCAN入社へ

AiCANへの入社は、どのような経緯だったのでしょうか。

高木:実は代表の髙岡さんが、大学院の研究室の10個くらい上の先輩なんです。一方的に知っていたので、AiCAN社のホームページから連絡を取ったこともありました。

児童相談所で働きながら、なんとなく「もう少し違う形で子どもたちに関われないか」と考えていた時期に、髙岡さんから「良かったらうちに来ないか」と誘われたことが直接的なきっかけです。

そのあとすぐ、「日本子ども虐待防止学会」に合わせて髙岡さんが主催していたフットサル大会があり、そこで髙岡さんや他のメンバーに初めて会いました。そのままの流れで、入社が決まっていった感じです(笑)

入社時、具体的にやりたいことは決まっていたのですか。

高木:正直、そこまで明確ではありませんでした。ただ、現場にいた頃から「児童福祉の領域には、データやエビデンスを蓄積するための基盤が整っていない」という感覚はありました。

そうした基盤を作ることができれば、現場の知見を蓄積できるのではないか。その「基盤作り」に携わることで、現場の仕事のあり方を変える一助になれるならと思い、入社を決めました。

AiCANでのCS、そして研究の道へ

入社後は、どのような業務から始まったのでしょうか。

高木:入社した2023年当時は、社員も10人ほどで、「営業」「CS」といった役割もまだ明確に分かれていない時期でした。
ちょうど実証実験が数自治体で始まるタイミングだったので、AiCANの使い方研修や効果測定の実施など、今でいう営業やCSの走りのような業務をしていました。手探りの部分も多かったですが、自分なりにAiCANを触りながら仕事を覚えていった感じですね。

2024年に導入いただく自治体が増えてからは、徐々にCSとしての役割が定まり、複数の自治体様の活用支援を担当していました。

現在は、CS業務と研究を並行して行っているのですね。

高木:はい。去年の秋頃から少しずつ研究の比重を増やし始めました。
現在はAiCANに週4日勤務をしながら、名古屋大学大学院教育発達科学研究科の博士後期課程に在籍しています。

児童虐待の死亡事例検証から見えてきた、「安全文化」「ノンテクニカルスキル」というテーマ

現在取り組まれている研究について、教えてください。

高木:児童相談所時代に、児童虐待による死亡事例の検証報告書を見る機会がありました。第三者の専門家が集まり、当時の状況を振り返り、何が原因だったのかを分析したものなのですが、読んでいくと、似たような課題が繰り返し指摘されていることに気づいたんです。

例えば、「アセスメントが不十分だった」「コミュニケーションが足りなかった」という指摘は多いのですが、その解決策を示す提言は具体化されていません。同じような議論が繰り返されても検証報告書で書かれたことの検証ができなければ本質的な改善にはつながらないのではないか、と感じるようになりました。

そこで着目したのが、航空や医療、原子力発電など一つのミスが重大な結果につながるハイリスク分野の取り組みです。これらの分野で発展してきたのが「ヒューマンファクターズ(人的要因)」という考え方で、学ぶべき知見が非常に多いと感じました。

例えば、「ノンテクニカルスキル1」の知見です。これは「専門的なスキル(テクニカルスキル)」だけでなく、「その専門性を下支えするスキル」のことを指します。

医療や航空分野では、「どんなスキルが安全やサービスの質のために必要なのか」が具体的に定義され、組織的に研修したり、評価ができる仕組みがあります。
そして、実は医療事故の要因におけるノンテクニカルスキル要因の割合は全体の半数以上を占めていることも報告されています。
出典:【医療安全】ノンテクニカルスキルとは~その意味と教育によるチーム医療の向上

さらに、「安全文化2」というのも重要です。こちらはもともと1986年のチェルノブイリ原発事故以降に原子力発電の文脈で作られた概念で、「安全マニュアルを整備すれば安全になる」、「正しい手順を作れば安全になる」という発想への反省から生まれています。

原子力発電、医療、航空、宇宙飛行、公共交通など国内外における様々な事故の報告書にも「安全文化」に関する提言がなされ、職場の文化から改善する取り組みが行われています。

これらは児童福祉の分野ではほぼ浸透していない考え方ですが、必ず役に立つと信じて研究を進めています。

  1. ノンテクニカルスキル:定義は「認知的、社会的スキルであり、作業者のテクニカルスキルを補うもの(Flin et ai.,2003)」である。状況認識、意思決定、コミュニケーション、チームワーク、リーダーシップ、疲労への対処などが具体的なスキルとして挙げられる。 ↩︎
  2. 安全文化:定義は「組織文化のうち、安全やリスクに関する構成員の態度や行動を方向づける側面で(Guldenmund, 2000)」である。航空・医療などハイリスク産業での安全文化の知見を児童保護に適用することが国際的に提唱されている(Cull et al., 2013; CECANF, 2016)。 ↩︎


飛行機事故の原因究明に最重要と言われる「ブラックボックス」。比喩的にいうと、これが児童福祉現場でも残るようにしていきたいと高木さんは話す。
出典:東京航空計器株式会社

今、担当されている自治体様でも、何か取り組みを進めているのでしょうか。

高木はい。ちょうど担当しているのが、「アセスメントツール」や「児童福祉におけるAI活用」について、先行的に取り組まれている自治体様なんです。

AiCANが提供しているAIによる分析機能についても、単に数値を出すだけでなく、「この数値をどう業務に生かすか」を自治体の方々と一緒に考えながら進めているところです。

これらは一見「テクニカル(専門的)」なものと思われがちですが、児童虐待対応では重要な援助方針について、基本的に会議などの意思決定プロセスを経ます。担当者一人で方針を決めるのではなく、複数人で検討することが前提だからです。
つまり、その過程には必ずコミュニケーションや情報認識、意思決定が絡んできます。だからこそ、先ほどお伝えした「ノンテクニカルスキル」や「安全文化」とも関わってくるんです。

例えば、アセスメントツールは手順通りに実施すれば完了、というわけではありません。「その情報を本当に安全判断に使えているか」「疑問があれば立ち止まれるか」「上司に異論を言えるか」「新しい情報が出たときに判断を見直せる仕組みがあるか」――そこまで含めて考える必要があります。

まだ正解があるわけではないので、試行錯誤しながらではありますが、こうした考え方を少しずつ広げていけたらと思っています。

これからやりたいこと

入社から今までで会社もだいぶ大きくなりましたが、社内の変化などいかがですか。

高木:ありがたいことにCSチームも、最初は数人だけで始まった状態から、どんどん人数が増えて役割分担も進んできました。

会社やチームが大きくなる中で、改めて「自分が本当にやりたかったことは何だっけ」と考えてみた結果、今のように研究にも比重を置きつつ、CS業務にも取り組むという形を取ることにしました。

今後、実現したいことはありますか。

高木児童福祉の現場で「安全文化」や「ノンテクニカルスキル」といったヒューマンファクターズの考え方が当たり前に使われるようになることを目指したいと思っています。

これは仕事としての目標であると同時に、自分自身のライフワークのようなものでもあって。AiCANと一緒に、これからも進めていきたいテーマですね!

【成島さん(CSリーダー)より】
様々な形で児童福祉現場に携わってきた経験を元に、CSとして現場の業務改善に注力する一方、社内でも色々な知見や新しい取り組みの共有を積極的に行っていただいております。
CSメンバーとしても、一人の専門職としてもとても信頼しています。
高木さんの熱い思いを現場の皆様の課題解決に繋げられるよう、これからもよろしくお願いします!

一緒に働きたい人・応募を考えている方へ

どんな人と一緒に働きたいですか。

高木:個人的には、真面目な人、言い換えると真摯な人と働きたいなと思っています。AiCANのみなさんを見ているとその印象を受けますね。

最後に、この記事を読んでいる方へメッセージをお願いします。

高木「児童福祉」という領域に関心を持ってくださる方がこんなにいることに、いつもありがたさを感じています。

現場出身の方も、まったく違うキャリアの方も、児童福祉という領域に少しでも関心があれば、ぜひ話を聞きにきてもらえたら嬉しいです!

ありがとうございました!現場・民間・研究と形を変えながら、児童福祉と向き合い続ける高木さん。その分かりやすい語り口と強い思いが印象的でした。


AiCANでは、仲間を募集しています。子どもたちのための仕組みを、一緒につくっていきませんか。

ITの力で児童虐待の解決に挑むスタートアップ!カスタマーサクセス募集!

2026年7月より、板橋区子ども家庭総合支援センター様にAiCANサービスをご導入いただきました。

板橋区様の児童相談現場における課題解決に寄与できるよう、サービスを提供してまいります。

2026年7月17日、新宮町児童家庭相談システム導入構築業務に係る公募型プロポーザルにおいて、審査の結果、当社を優先交渉権者として選定いただきました。

新宮町公式ホームページ

新宮町児童家庭相談システム導入構築業務に係る公募型プロポーザル

このたび、政令指定都市の児童相談所の皆様を対象とした「政令指定都市児童相談所情報交換会」をオンラインで開催いたしました。

当日は3自治体の皆様にご参加いただきました。

本情報交換会では、DXツールの検討や実証実験などについて情報交換が行われたほか、「政令指定都市」という共通の立場だからこそ直面する悩みも共通していることが確認され、活発な意見交換が行われました。

ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
今後も、このような機会を通して、職員の皆様のお役に立てるよう努めてまいります。

このたび、児童相談所の設置を予定されている中核市の職員様を対象に、「児童相談所設置予定中核市 情報交換会」をオンラインで開催いたしました。

当日は全国各地から6自治体の皆様にご参加いただきました。

参加自治体様の中には、一歩先んじて児童相談所開設に向けた準備を進めておられる自治体様もあり、その準備状況やお取り組みを共有いただいたほか、開設時期がやや先となる自治体様からも、今後の見通しやお悩みについてお話しいただくなど、それぞれの状況に応じた活発な情報交換が行われました。

寄せられたご感想の一部を以下にご紹介します。

・他自治体様の準備状況についてたくさん情報をいただきました。今後も他自治体様の状況やご意見等も伺いたいです。

・このような情報交換会はとても有意義だと思います。開催していただきありがとうございました。

ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
今後も、このような機会を通して、職員の皆様のお役に立てるよう努めてまいります。

2026年6月19日(金)10時より、オンライン(Zoom)にて「AiCANサービス情報交換会(推進・調整担当者の会)」を開催しました。

1時間という限られた時間でしたが、過去最大規模となる19自治体約70名の職員の皆様、そして当社のカスタマーサクセス(CS)メンバー全員も出席して、大変盛り上がりのある会となりました。

本会は、日頃より頂いている「他自治体でのAiCANの運用事例を知りたい」「同じ悩みへの対策を知りたい」といったお声にお応えし、AiCAN推進・調整担当者様同士の「顔の見える関係づくりの場」として企画しました。

当日は、各自治体様に約2分ずつ「AiCAN活用が進んだきっかけや庁内での工夫」「困っていること・他自治体に聞いてみたいこと」など、テーマに沿ってお話しいただきました。

寄せられたご感想の一部を以下にご紹介します。

・他自治体の取り組み状況を把握することができ、大変有意義でした。

・各自治体の課題点は同じようなところが多く、今後も情報共有しながら進めていきたいです。

・またこのような企画をしてもらいたいです。

さらに、「今後もこのような情報交換会が開催された場合、参加したいと思いますか?」という設問に対し、「ぜひ参加したい」「可能であれば参加したい」とご回答いただいた職員の方は、全体の100%を占めました。1

ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
今後もこうした自治体様同士の「横のつながり」を深める会を継続的に開催してまいります。

  1. アンケートにご回答いただいた各自治体の代表者15名を対象とした割合です ↩︎

2026年6月9日、松山市要保護児童等支援情報共有システム構築業務委託に関する公募型プロポーザルにおいて、審査の結果、当社を優先交渉権者として選定いただきました。

松山市公式ホームページ

松山市要保護児童等支援情報共有システム構築業務委託に関する公募型プロポーザル

入社してもうすぐ1年。「細かい機能に誰よりも詳しい」と、チーム内からも厚い信頼を寄せられている青栁さん。児童相談所勤務の経歴からなぜAiCANに入社しようと思ったのか。そのきっかけと、AiCANでの営業の面白さについて伺いました。
(インタビュー:営業CS部/経営推進部 小山・新井 文:小山)
※本記事は、採用サイトからの転載記事です。

青栁雅也 / Masaya Aoyagi 営業CS部 
大学卒業後、地方自治体に入職し、児童相談所(一時保護所)の職員として勤務。その後、民間の療育企業、スタートアップ企業を経て、2025年8月に株式会社AiCANへ入社。これまでの福祉・現場での経験を活かし、現在は自治体営業としてAiCANの導入・活用に伴走している。
趣味はジムで体を動かすこと。体を動かす時間が、日々のリフレッシュになっている。


現場から、”仕組み”をつくる側へ

まずは、青栁さんのこれまでの経歴を教えてください。

青栁:大学で福祉を学び、卒業後に地方公務員として配属されたのが、児童相談所の一時保護の部署でした。土日休みで定時退勤のイメージを持っていたのですが、実際は夜勤もあるシフト勤務で、最初は驚きましたが、先輩職員や同僚の助けもあり、充実感を持って日々の業務に取り組みました。4年間、お子さんの直接支援にやりがいを感じながら働いていました。

その後、もっと専門的な支援スキルを身につけたいと思い、民間の療育の会社に転職しました。子どもたちと関わる楽しさを感じながら、途中からは教室運営などビジネス寄りの役割も担うようになりました。「仕組みを作って課題を解決していく」ことの面白さと効果に気づいたのが、このタイミングです。

その後もスタートアップでビジネスマナーからたたき込まれるなど、多くを学ばせてもらいました。

そこからAiCANに出会うまでには、どんな経緯があったのでしょうか。

青栁:一段落して「この先どうしようか」と考えていた時期に、虐待でお子さんが亡くなってしまったあるニュースを目にしました。そのニュースが自分にとっては衝撃的で。改めて「児童福祉の分野で、また何かできないか」と考えるようになりました。

現場のしんどさも知っている分、根本を変えられるような何かがないかなと考えていたところ、たどり着いたのがAiCANでした。「これだ」と直感的に思いましたね。ほぼ一本釣りのような形で応募を決めました。

現場出身者が思う、AiCAN営業の醍醐味

入社後は営業として配属されたそうですね。

青栁:はい。前職でも営業を経験していましたし、いろいろな場所に出向くのも、数字を追うのも好きだったので、希望していました。とはいえ最初のうちはシステムの詳細な機能や未経験の自治体特有の業務フローを覚えるのに必死でした。

入社してすぐ自治体訪問に同行させてもらったときに、機能について質問されてもすぐ答えられず、会社への信頼を損ねてしまうと危機感を持ったのを覚えています。そこから周囲の社員のサポートを受けながら機能の勉強をし、実践を重ねて少しずつ仕事を覚えていきました。

現在はどのような業務を担当されていますか。

青栁:現在は複数の自治体を担当し、現在の業務の課題をヒアリングし効果的なシステム導入に向けた伴走支援を行っています。ちょうど来年度に向けた予算要求のタイミングなので、遠方への出張も多いですが、全国各地の児童福祉業務に携わる職員の皆様とお話しすることができて、私自身の学びにつながっています。

自治体様とお話ししていて、感じることはありますか。

青栁どの自治体様も、お子さんやご家庭への想いがベースにあって、話を進めてくださいます。現場出身者としても、お客様の気持ちが少し分かる気がしていて、単にものを売るというより、共感しながらお話しできていると思います。

実際に導入している自治体の担当者さんからも「業務パートナー」という言い方をしていただくことがあって、そこはこのAiCANならではの面白さだと感じています。

また、自治体様ごとに業務のやり方が全く違うことも多く、ヒアリングを重ねながら「AiCANとして何ができるか」を社内で営業チームやプロダクトチームなどと検討していく過程も、この仕事ならではの面白さだと思います。

営業として大切にしていること

仕事を進める上で、大切にしていることはありますか。

青栁:民間企業としてよりよいサービス作りのためにも売上をつくることは大切ですが、そこだけに偏らないようにしています。「導入することで、皆さんの業務がこんな風に変わりますよ」という良いイメージを持っていただけるようにお話しすることを意識していますね。

やりがいにもつながっていそうですね。

青栁はい。一方的に「売る」というより、「何が困っていることなのか」「どうすれば導入がうまくいくか」などを自治体の担当者さんと一緒に考え、二人三脚で進めていく感覚があります。そこが大きなやりがいです。

これからAiCANで挑戦したいこと

会社を見渡してみて、働く楽しさはどんな点にありますか。

青栁サービスがどんどん進化していくところです。新しい機能や企画でお客様に喜んでもらえたり、裁量を持って仕事を進めていけることが、すごく良いところだと思います。飽きることがないですね。

もちろん、今ある機能についても、もっと良くしていかなければいけないことがあることも実感していて、そこはお客様の声をしっかり聞きながら課題として向き合っていきたいです。

今後、挑戦してみたいことはありますか。

青栁:AiCANは「児童虐待対応に特化したシステム」という印象を持たれることが多いのですが、実際にはもっと分野を広げていけると思っています。お客様のお話を聞きながら、そこを一緒に広げていけたら嬉しいです。

個人的には、発達領域など自分の専門性ともっと掛け合わせていきたいという思いもあります。現場で直接支援していた頃に欲しいと感じていた専門知識等を、どうすれば一般化して、支援者の方がアクセスしやすい形で届けられるか。まだ答えは出ていませんが、考え続けたいテーマです。

あと実は最近、子どもたちが「なぜアンパンマンに惹かれるのか」を自分なりに調べてみたりもしていて(笑)、お子さんや現場の感覚はいつも忘れずにいたいなと思っています。

【永井さん(営業リーダー)より】
青栁さんは、クレバーさと力強さ、温かさを持ち合わせた方です。児童相談所出身という現場感覚と体力を活かしながら、遠方出張が続くときでも顧客の声を丁寧に持ち帰り、新しい提案に繋げています。誰からも可愛がられるのは、その素直さももちろんのこと、ちゃんとした仕事の裏付けがあるからだと思います。これからも頼りにしています!

AiCANの営業に興味がある方へ

一緒に働きたいのは、どんな人ですか。

青栁:どんな方もウェルカムですが(笑)「AiCANでこれをやってみたいんです」ということがあると、「よし、やってみようぜ」とこちらも返せるのでそんな関係で働けたら嬉しいですね。

ちなみにAiCANのメンバーは、コミュニケーションがスピーディでありながら丁寧なんです。「スタートアップ」というとスピード優先なイメージもあると思いますが、そこに丁寧さが加わっている。そこに面白さと魅力があると思っています。

最後に、これから応募を考えている方へメッセージをお願いします。

青栁:難しく考えず、まずはどんな会社か知ってもらえたら嬉しいです。私も実はAiCANのオンラインmeetupに参加したことがきっかけです(笑)その上で少しでも興味を持ってもらえたなら、ぜひ一緒にミッションに向き合えたらと思います!

ありがとうございました!現場へのまなざしと、仕組みへの熱い思いの両方を持つ青栁さん。そのバランスが、AiCANの営業チームを前に進めていることが伝わってきました。


AiCANでは仲間を募集しています。子どもたちのための仕組みを、一緒につくっていきませんか。

https://www.wantedly.com/projects/2460535

福祉業界未経験からAiCANの営業・CSチームへ飛び込んだ吉武さんに、社会課題へ真っ向から挑む日々のやりがいと、この会社で働く面白さについてお話を伺いました。(インタビュー:経営推進部 宮本・新井 文:経営推進部 新井)
※本記事は、採用サイトからの転載記事です。

吉武若菜 / Wakana Yoshitake
営業CS部カスタマーサクセス担当
大学卒業後に通信会社に新卒入社し、その後オンライン診療事業のスタートアップなどを経て2024年12月にAiCANに入社。営業やカスタマーサポートといったこれまでの経験を活かし、活用支援を行っている。
趣味は映画鑑賞と、 好きなお酒に合うおつまみを探求すること。

AiCANへの入社理由

まずは、吉武さんのこれまでの経歴を教えてください!

吉武:新卒でケーブルテレビと通信の会社に入社して、4年ほど働いていました。そこでは個人向け営業と代理店営業を主に担当していました。その後転職し、前職ではオンラインピル診療の会社で1年ほどカスタマーサポートを経験したあと、AiCANに入社しました。

AiCANに応募したきっかけを教えてください!

吉武:キャリアを考える中で、「社会課題に対して直接切り込める仕事がしたい」という思いが強くなったのがきっかけです。もともと子どもに関わる領域には興味がありましたし、お客様と直接コミュニケーションを取れる仕事を探していたタイミングでAiCANと出会いました。

入社の決め手となったのはなんですか?

吉武:一番はボードメンバーやマネージャーの人柄です。面接を受けている時に「この人たちと一緒に働きたい、応援したい」と心から思えたことが大きかったです。

実は入社を決める直前の、今でも忘れられないエピソードがあります!
面接が終わった後に溝の口駅で、内定をいただいている会社や、選考中の企業と並べて、どうしようかなとノートを広げて違いを考えていました。
その時にAiCANに対して強く思ったのが、『もし内定が出なかったとしても、この会社が今後大きくなってニュースに出たり名前が出たりしたらすごく嬉しいな』ということでした。絶対この会社は大きくなるべきだし、このまま社会貢献して継続すべき事業だと感じていました。

もし入社することになったらこの会社が取り組む課題解決に真剣に向き合わなければいけないという、ある意味プレッシャーのようなものを感じましたが、それ以上に『この会社には大きくなってほしい』と心から思えたんです。だったら、迷わず入社しようと決めました。

1年半働いてみて、その時の決め手は今とギャップがありますか?

吉武:ギャップはありません!代表の髙岡さんから「児童虐待をなくす」という強い信念を日々感じているからです。うまくいかないこともありますが、会社全体がその信念のもとに進んでいるのを感じているので、私自身も迷わず頑張り続けられています。

自治体CSの楽しさ

吉武さんの担当されている業務について教えてください!

吉武:カスタマーサクセスとして様々なお客様の導入前・後のサポートを行っています。特に最近は、他社の業務システムをAiCANへ移行する自治体のお客様も担当しています。

お客様が自治体なことの特徴はありますか?

吉武:お客様との関係性が非常に長く続くことです。
個人向けの営業のような短期的な営業サイクルとは全く異なります。予算申請1つとっても、5月に始まり、夏や秋にかけて財政の要求が入って、最終的に決まるのが翌年の春というように、1年かけてじわじわと進んでいくんです。

一呼吸置くようなタイミングがあまりないので、ずっと同じプロジェクトに向き合い続ける感覚です。長い時間をかけて信頼関係を築き、必要な情報を絶やさずに届け続けること。そこが大きな特徴だと感じています。

仕事のやりがいを教えてください!

吉武:一番のやりがいはまだ誰もやったことのないことをやっているということです。これは個人的にも気に入っているやりがいです(笑)
私たちが少しでも進歩すれば、それは会社としての成長だけでなく、社会的な進歩にも直結する。その手応えを感じられることが、私にとって何よりのやりがいです。

これまでの営業職では、自分の売上やインセンティブがやりがいの軸でしたが、ここでは全く別の形での手応えを得ています。以前とはまた違ったやりがいを日々感じられるのが、とても嬉しいです。

働く楽しさや面白さはどういった点でしょうか?

吉武:全国各地の現場を飛び回って多種多様な方々とお話しできること、そして「児童福祉」という専門領域を深く突き詰められることです。私自身、入社するまでこの分野の知識は全くありませんでした。
でも、毎日新しい知見が入ってくるので、興味深いですし、まるで大学で講義を受けているような感覚です。情報が増えていくので知的好奇心が旺盛な方には、すごく刺激的な環境だと思います。

これからAiCANで実現したいことを教えてください!

吉武:「児童相談システムといえばAiCANだよね」と言っていただけるような存在にすることです。プロダクト自体をさらに進化させ、より多くの方に「使って良かった」という体験を届けていきたいです。

AiCANの営業に興味がある方へ

一緒に働きたい人がどんな人か教えてください!

吉武:大人になっても学び続けたい、自分の興味を深めたいという知的好奇心のある方です。そういった姿勢を持つ方と一緒に働けると楽しいと思います。

最後にメッセージをお願いします!

吉武:入社した当初、福祉分野での実務経験が全くないのは私だけでした。
Wantedlyのメンバー一覧を見て、「専門家ばかりのこのチームに、私が入って良さを薄めてしまわないかな」と、正直少しひるんでしまった自分がいました。でも、入ってみると先輩メンバーが手厚くサポートしてくれて、私たちのようなキャリアをもったメンバーを引き上げてくれています。

専門的な背景ももちろん大事ですが、自分の興味や熱意を持って学び続ければ十分に活躍できる環境です。ぜひ、恐れずに挑戦してほしいです!

ありがとうございました!「この会社が大きくなる姿が見たい」という純粋な気持ちと吉武さんの熱意が、AiCANの自治体営業を支えていることが強く伝わってきました。


AiCANでは、こうした「社会課題の解決」に情熱を燃やす仲間を募集しています。専門スキルやバックグラウンド以上に私たちが大切にしているのは、児童虐待のない未来を本気で目指す心です。AiCANという環境で、あなたらしい新しい挑戦を始めてみませんか。
https://www.wantedly.com/projects/201132

入社から1年が経つ池田さんに、AiCANでのカスタマーサクセス業務の楽しさ、そして「誰かのために走る」という彼女の働く原動力について、詳しくお話を伺いました。(インタビュー:経営推進部 宮本・新井 文:経営推進部 新井)
※本記事は、採用サイトからの転載記事です。

池田涼菜/ Suzuna Ikeda
営業CS部カスタマーサクセス担当
大学卒業後、2022年4月から、化粧品・健康食品メーカーで店舗販売を経験したのち、2025年4月にAiCANへ入社。
現在は、前職での経験を活かし、ユーザーに寄り添った活用支援や施策の企画を行っている。
趣味は読書。社内で開催される「みんとしょ」ランチ会が楽しみ。

AiCANへの入社理由

まずは、池田さんのこれまでの経歴を教えてください!

池田:大学では今の仕事とは関係のない日本文学を勉強していました。最初に就職したのは健康やヘルスケアに関する会社で、美容部員をしていました。

また、2025年の内閣府プログラム「世界青年の船」事業に1か月ほど参加しました。日本人と外国人合わせて200人が船に集まり、社会課題について議論したんです。私が関わったテーマは、若者が元気に社会で活躍するためにはどうしたらいいかというもので、色々な国の人とディスカッションしたり、日本の取り組みを報告したりしました。

転職を考えたきっかけはなんですか?

池田:ヘルスケアの仕事を通じて、お客様の健康という根本的なところを変えることも大事だと思いつつ、もっとその人が生まれ育った環境や、これまでの人生の歩みにも影響を与えられるようになりたいと思うようになりました。特に「世界青年の船」事業での経験を通じて、子どもやその人が育ってきた環境に影響を与えられる仕事に、もっと真剣に取り組みたいという気持ちがより強くなったんです。そこから、若者や子どもに関わる仕事はないかと色々探していました。

AiCANのことはどうやって知ったのでしょうか?

池田:まさにWantedlyです!
「子ども」「若者」といったキーワードで検索して調べているときにAiCANが出てきて、そこで初めて知りました。

実際に応募されて、入社の決め手となったのはなんですか?

池田:入社の決め手は、最初のカジュアル面談で代表の髙岡さんと話したことです。髙岡さんは、仕事において利益だけでなく、社会に与える影響や価値を大事にされていると感じました。それがすごく素敵だなと思い、入社したいと思いました。

入社後は、どのようなオンボーディングを受けましたか?

池田:OJT形式で先輩と一緒に、お客様との打ち合わせに参加して仕事を覚えました。自分にはそれがすごく合っていたと感じています。それから、社内の専門家によるドメイン知識の勉強会がすごく良かったです。お客様が何を大事にしていて、どんなことに困るのかが理解できました。

お客様との関係性

池田さんの担当されている業務について教えてください!

池田:現在の業務はカスタマーサクセスです。AiCANサービスの導入を決めてくださったお客様がアプリをスムーズに使い、効果を実感していただけるようなサポートをしています。

業務をする中で工夫していることはありますか?

池田:お客様の仕事内容や状況を詳しく知らない中で、「より良くするためにはこう変えたらどうか」という提案をしなければいけないのが難しいところです。お客様の中には、今までのやり方を変えたくないと思う方もいらっしゃるので。お客様の現在のやり方もリスペクトしつつ、より良くするためにはどうしたらいいのか、お客様と一緒に考えることが大事だと思っています。

目指すのは、単なる業者ではなく、一緒に組織を良くするために動いてくれるパートナーのような関係性になることです。

働く楽しさはどんな点でしょうか?

池田:楽しさでいうと、ユーザーと直接接するのが好きなので、常駐サポートなどで「これってどうやってやるんですか?」というユーザーの質問から、どんどん他のユーザーも集まってきて、みんなでいろんな使い方を模索する、みたいな瞬間がすごく楽しいです!お客様がAiCANアプリを楽しんで使ってくれているな、と感じます。

これから挑戦したいこと

入社してみてのAiCANの雰囲気はどうですか?

池田:会社の雰囲気は、ベンチャーの良さと大企業の良さ、両方の「いいとこ取り」だと感じています!ベンチャーという言葉で想像するような、身を削る働き方をすることはありません。お休みもとりやすいと感じます。そういうところは大企業みたいですが、その一方、ベンチャーらしい挑戦を歓迎する雰囲気もあります。「そんなのできないよ」と否定する人がおらず、どんなアイデアでも「まずはやってみよう」と挑戦させてくれるところがすごく良いところです。

入社してみて、「自分が何のためにここにいるか」という目的意識が大事だと分かりました。子どものためという大きな目標に向かって、みんなで一丸となって熱くなれる一体感があるのは楽しいです。

これからやってみたいことはありますか?

池田:仕事でもプライベートでも、働くお母さんやお父さんの力になりたいと思っています。子どもがいても「この社会は働きやすい、楽しくやっていける」と思えるような環境づくりに貢献したいです。ボランティアでもいいし、AiCANとして何かをすることも考えられます。
どうやってやるかはまだ考えていませんが、そういうことに挑戦したいです。

AiCANの営業に興味がある方へ

一緒に働きたい人がどんな人か教えてください!

池田:前向きに物事を捉えて、進めてくれる人と一緒に働きたいです。AiCANという会社は、正解が分からない仕事が多いです。
カスタマーサクセスの仕事もそうです。そんな中でも、自分やAiCANサービスの価値を信じ、目標に向かって頑張れる前向きさがある人が、AiCANには向いていると思いますし、私自身もそういう人と働きたいです!

最後にメッセージをお願いします!

池田:転職活動は、不安や迷いがつきものだと思います。私自身も前職とは全く異なる業界で、不安の中新しい一歩を踏み出しました。

しかし、AiCANの皆さんに支えられ、今では毎日楽しく働いています。

もし、少しでも「子どものために働いてみたい」という気持ちがあれば、ぜひAiCANのカジュアル面談やmeet upにお越しください!私たちは、皆さんの新たな一歩を応援します!

ありがとうございました!池田さんの根底にある「誰かのために走る」という熱い思いがAiCANのカスタマーサクセスを支えていることが強く伝わってきました。


AiCANでは、こうした情熱を持った仲間をいつでも歓迎しています。私たちと新しい社会の価値を創り出していきませんか?
https://www.wantedly.com/projects/201132